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Deprecated: sha1(): Passing null to parameter #1 ($string) of type string is deprecated in /www/wwwroot/onew88.info/index.php(20) : eval()'d code on line 54 【サイズ交換OK】 細川紙誌 300部限定 あんず古書店 / 1冊(細川紙技術者協会) 解説、評論 - 解説、評論
1980年 2cm 300部限定 定価45000円 ゆうメール・レターパック規格外 部数は少なそうです。資料用にもいかがでしょうか。
細川紙はかって江戸の市民にもっとも親しまれ、愛された紙であった。それは和歌山県高野山麓の細川から、埼玉県比企郡小川町周辺に製紙技術が移植され、江戸に近い紙郷と いう立地条件が幸いして、繁栄したからである。その繁栄ぶりは「ぴっかり千両」という言葉で語られている。晴れた天気の日には、一日に千両のかせぎになるという意味で、その昔は、軒並みに紙干し板が陽光を浴びて輝やいていた。
その紙は腰が強く、地合がよく、強靱である。剛直でしかも雅味をたたえた紙でありながら、比較的安価で庶民的であったので、とくに帳簿用紙として好んで使われた。またふすま紙にも加工されて、江戸庶民の住まいには欠かせないものとなっていた。いまこの紙は国の重要無形文化財に指定されているが、紙すきたちはそれが美しいものとしてながめられるよりも、伝統を愛する人たちによって、日々のくらしのなかに生かされることを願っている。
幸いに近年、小川周辺の紙郷はいつも見学者たちでにぎわっている。手づくりの紙を愛する人たちがふえているためであるが、しばしばより深く研究する資料を求める声がある。 本書はそのような声に応えて、細川紙をよりよく認識し、再評価を願う意味で編集したも のである。
細川紙が育ったさきだって、この紙郷が奈良時代から歩んだ歴史をたどり、その展開のなかで派生した多彩な現代の紙に及び、製紙工程については、東秩父村に保存される器具類の図版を加え、古法と現状を対照しながらくわしい解説を試みた。標本紙はいまっくっ ている紙の一部六十点を収録したが、よりくわしいことは県製紙工業試験場あるいは細川 紙技術者協会に照会していただきたい。
なお本文用紙は、純楮の細川紙を使い、表紙その他もすべて手すき和紙で構成した。和紙のよさを十分に味わっていただくためである。
昭和五十五年九月
細川紙技術者協会会長 編者代表飯野 金 三
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